七本官軍墓地


植木町大字轟七本
七本官軍墓地は、西南戦争で戦死した政府軍の軍人・軍夫・警察官を埋葬した墓地。
この墓地には、軍人276名、軍夫10名、警察官14名が埋葬されている。墓碑には、階級・氏名・所属隊名・戦死した日と場所・出身地が刻まれている。この墓地に埋葬されている人の大半は、田原坂の戦いの後、植木周辺や吉次・木留・辺田野・平野・滴水などで戦死した人々である。出身は東京・大阪・名古屋・広島などであり、熊本鎮台・近衛歩兵の所属となっている。また、墓石が砂岩のため一部はく離している。