正泉寺戦跡


山鹿市椿井(つばい)正泉寺境内
菊池川に架かる菰田橋を渡り県道315号線を上流に向かって約1.5km行った所から左折し100m位。県道にお寺の案内板がある。
3月3日、官軍は永野原の側面にあるこの周辺に堡塁を築き薩軍に備えた。同日、薩軍が鍋田方面から麻生野(あぞの)を通り攻撃を開始、数時間にも及ぶ激戦後、官軍はこの地から撤退したと云われている。
「…この椿井村は、鍋田-菰田道の中間に当たり、また椿井-六枝道、椿井-麻生野道が通り、豊前街道や車坂を側面から襲撃する戦略上の要地である。 両軍とも精鋭を派遣して本集落を占拠するために取りつ取られつの攻防戦が行われた…」とある。(碑文より)