西南の役細島官軍墓地


日向市大字日知屋2489
細島港を見下ろす小高い丘の上にある(日向駅より東へ約5km)
西南戦争に従軍した、迫田鉄五郎少佐以下319名の官軍兵士が葬られている。彼らは、宮崎県内の各地で戦病死した者たちで、墓碑銘や当時の記録によれば、関東・中部・東北地方の出身者が多い。
以前、旧陸軍省が墓石と敷地を整備してきたことから官修墳墓とも呼ばれている。
最後の激戦地となった和田越え、可愛嶽の戦いで負傷した官軍兵士の多くは延岡港から船で細島に運ばれた。そのときに出来た官軍墓地(官修墓地)が本営近くの岡にあり、墓碑には、所属・氏名・出身地・年齢・地位・死亡地・死亡理由など各碑毎にわかる範囲で詳細に記載してある。
九州各県の官軍墓地の中では一番きれいに手入れされている。

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