大分県護国神社内
表参道百段の脇にある
明治10年の西南の役に際し戦死した103柱の警察官隊墓地。
青森、秋田、福島、東北北陸からの出身者が多い。
大分縣護國神社の西南の役戦死者墓地は2つに別れており、警察官隊墓地の警察官のほとんどが会津・奥羽出身の元士族である。西南戦争によって武士は滅んだという説が一般的ではあるが、むしろ薩摩反乱軍を鎮圧した警官隊こそ本当の武士ではないかという考察もなされ始めている。戊辰戦争で薩長と戦った元会津藩家老佐川官兵衛も熊本県阿蘇郡で戦死し、この墓地に警察官として埋葬されている。