阿蘇郡長陽村黒川口を望む高台にある。佐川官兵衛討死之地碑と向かい合って自然石の佐川官兵衛隊碑がある。
明治10年2月西南戦争の時に、川路利良大警視の薦めによって300名の藩士を率いて大警部として奉職し、豊後口警視隊の一番小隊長兼副指揮長として九州に渡り、3月18日熊本県阿蘇郡の二重峠付近で薩軍と激戦となり、官兵衛は銃弾を浴びて壮烈な戦死を遂げた。
年47没。
3月18日、黒川口で薩軍との激戦が繰り広げられた。豊後口警視隊副指揮長として従軍した官兵衛は自ら先頭に立ち指揮を執っていたが、薩軍の銃撃により戦死した。
「村民に優しかったその士魂を慕う者いまなお多く命日にはこの地に有志相集まって碑前祭が行われている」