中津隊は,西南戦争に西郷軍側に呼応した不平士族の部隊。明治10年(1877年)現在の大分県中津市において増田宗太郎を中心とした旧中津藩士によって結成された。 この中津隊が決結成されたのは3月31日。熊本方面では薩軍が田原坂を突破され、さらに衝背軍が上陸して北上している時期です。 見方によっては薩軍の敗北が決定的になった、といってもいい頃である。
その時期に中津隊を結成し、中津城を襲撃し、大分城を攻めるも失敗し、熊本で戦っていた薩軍のもとへ向かったと言う事は、彼らに金欲や権力欲などの私心などは全く無かったと断言できる。
彼らは熊本協同隊と同じく、民権論を主張していました。その志の高さはどの党薩隊よりも高く、周りから後続扱いされましたが、各地で奮戦した。