川路利良銅像


鹿児島県警本部前(鹿児島市鴨池新町10番1号)
 大警視 川路利良(1834~1879)
大警視川路利良の没後120年に当たりその遺徳を讃え 多くの有志の浄財により 之を建立する
1999年10月 鹿児島県警察本部長 小野次郎
製作 日本芸術院会員 中村晋也(銘板より)
 碑文より
明治初期、我が国近代警察の創設に半生を捧ぐ。
二度にわたりフランス等欧州諸国を歴訪し、警察制度を研究。彼の「聲無キニ聞キ 形無キニ見ル」の精神は 現代の警察官に受け継がれる。川路と彼に従った幾千もの郷土の若者たちによって日本警察の礎が築かれた。警視庁初代大警視(警視総監)
明治7年(1874年)大警視となり、大久保利通の主要側近の一人として治安維持・情報収集にあたり、その一方、警察制度の整備に功績も残した。
明治10年(1877年)別働旅団を率いて西南戦争に参加。
翌年、欧米視察の途中病気のため帰国、まもなく没した。享年46歳。